作業記録2 RG50Γ到着

さて、落札から1週間ほど取引の打ち合わせを出品者とし、ガンマの到着を
まだかまだかと首を長くして待っていましたヨ。

打ち合わせでは、到着予定日は4月3日とのこと。
その日は夜勤明けでしたので、午前中に到着するようにお願いしました。

そして4月3日当日!朝8時に職場から帰宅した俺は携帯を握り締めながら
ドライバーの連絡を待っていました。前日の電話では9時から10時に来るっていってたからなぁ…
あと2時間くらいは待ったほうがいいのかな?と思っていた午前8時50分。

まだ9時回ってないのに電話がきたじゃないですか。俺の気持ちを理解してくれる最高の運送会社でしたw
自宅前の道は狭いため、近くの広い通りで降ろしてもらうように指示しておき、歩いて向かいました。
WOLFの時はドライバーが可哀想でしたからねw 何回切りかえしてたことか。

歩くこと30秒w お、いたいた!
ガンマ降ろしてるわ〜。仕事が早いのねw

「ご苦労さまです〜」と一声かけて、書類にサインして、送料払って終り!
ドライバーさんはとても爽やかなお兄さんでした。俺より年下かな?

 

このモンキーも貰えないですかね?あ、駄目ですか…
結構綺麗だったので、ガンマよりもこちらに目がいきましたw


またお願いしますね!高栄運輸さん!(?)

 

 

ついに到着!こちらが初期型ガンマ。82年製の高年式車ですので、
俺の中ではRG50Eと同じ旧車扱いです。俺と同い年か…。

しばしガンマを眺め、初期型ガンマとの対面になにか不思議な気持ちでいました。
来るべきして来たガンマ…とでも大げさに言っておきましょうかw

こいつは出来るだけ純正維持し、綺麗に乗りたいと思っています。
なのでこのガンマレストア記録も文字通りレストアメインになりますヨ。
レストアと言えるのも微妙な内容かもしれませんが…w

さて、それでは車体の状況を詳しくみていきましょう!

 

   

このデザインの古さを感じるビキニカウル。
これはこれでカッコいいと思います。右の写真は4型です。ビキニカウルは3型のものが付いています。
左の写真のビキニカウルは別称「おたふくカウル」。ちょっとボテっとしている印象ですが、
初期型と2型にしか採用されていませんので、貴重なものです。

 

前期ガンマの特徴であるヤッコテール。かなり特徴的です。
後に誕生するRG250Γにも受け継がれています。

この角度から見るのが一番カッコいい気がしています。

 

えー、フロントタイヤです。
最初見た時は気持ち悪くて鳥肌立ちましたw これはヒビ割れすぎだろ〜。

 

ANDFです。ブレーキとフォークがリンクしていて、ブレーキング時のフォークの沈みを解消する
画期的(?)なシステムです。OHが面倒なのは暗黙の了解で口にしてはいけない事になっています。

黒いホイールもなかなかカッコいいですね。洒落気がなくて。
このブロックパターンのタイヤもなんか萌えます。リアタイヤっぽい形してますが…気のせい?

 

走行距離は18284キロ。RG50Eをレッドバロンで購入した時もこれくらいだったような。
メーターは95キロスケールなので変更はしていないでしょう。
WOLFではこの95キロメーターで針がパネルに当たるところまで行きますが、
こいつは果たしてどうかな?

 

タンクの中は錆無し!驚くほど綺麗でした。
ごめんなさい、指が写ってます。レンズの位置をもう少し考慮してもらいたいものだ!(プンプン)

 

コックはなぜか外れています。
ガソリンが少し入っていましたので、コックをONにしてキックを蹴ってみました。

 

なんと1発始動。アイドリングも安定しています。キャブはたぶん問題なし。
てか、めちゃいい音してます。重低音というか…ガランガランガランみたいな…

 

サイレンサーがなんか変なものになっていましたw 重低音がデカイのはこいつのせいです。
でもWOLFの時とはまた違う音だなぁ…50ccの音ではないような音です。

 

ピストンヘッドです。なんで塗装はげてるの?
というか、よくみるとエンジン全て再塗装されています。しかもペンキみたいなもので。
ハケの跡がしっかり確認できるんですが…

 

ダイナモカバーもこの通り。汚いったらありゃしない。
予備と交換してやろうかなぁ…

 

チャンバーは錆だらけ。ちゃんと黒に再塗装してやらねば。
スイングアームとか綺麗に見えますが、ここもハケの跡が確認されました。
てか、チェーンアジャスターも丸ごと塗ってあるんですけど…

 

後輪ももちろん鳥肌ものでした。

 

シートを外してみると、裏側にタイヤの空気圧シールが。初期型はここなのかな?
樹脂も黒ですし。初期型は細かいところが違っていたりします。

 

タンクは適当に乗っかっているだけです。また、シートで覆われる部分もペンキで粗塗りしてあります。

おや?スイングアームにはこのようなお店のステッカーが。
ほうほう、所在地は青森ですか。

…え!?ガンマ商会!?
狙ってるのか!?
電話して聞いてみようかしら…

 

ラジエターは機能しないものと思われます。
WOLFの時よりも酷い。全部砂とオイルでフィンが埋まっています。

 

フォークは錆なし。オイル漏れも無しです。
旧車にしては綺麗でした。塗装は汚いですけど。機関は良好そうです。

状況はこんな感じです。
チェーンは問答無用で交換、タイヤも交換します。
あとはエンジン内部か。燃焼機関は追々見ていくことにしましょう。
さてと、では到着記念撮影!

 

ついにNA11A制覇w ひたすら新化を続けようとするWOLFとひたすら過去に戻るガンマのツーショット。
あ、WOLFはNZディスクつけてます。純正ではないです。取り付け過程は次回アップします。

 

シートは張替えたみたいですね。純正は赤色でしたっけ?赤に戻さなければ。

 

ホント俺はマニアックだなぁ…と思いながら撮影しています。

 

ガンマはフェンダーレスにはしません。フェンダーの野暮ったさをヤッコダコが払拭してくれていますのでw

 

ということで俺ガンマ、俺ウルフ共々宜しくお願いします。

「要はテール形状とヘッドライト周りとホイールが違うだけで、同じバイクなんでしょ?」
という声が聞こえてきそうですが、きっぱり断言しときます。

型式は同じですし、整備するには同じと考えていい両バイクですが、全く違います!
ガンマはガンマ、ウルフはウルフという個性あるバイクです!
これが分かる人はもうマニアの域に入っていますがw

しかしデザイン的にはどちらが人気があるんでしょうかね?ガンマかWOLFか。
人それぞれといえばそうですが、ちょっと気になるところでもあります。
久しぶりにアンケートとってみようかな??

 

 

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