前回の作業記録で「次回はチェーン交換をやります」とか言ってましたが、
個人的にこちらを先にやりたくなったので、今回はビキニカウルの交換です。

ヤフオクで新品のビキニカウルとテールランプASSYが５３５０円で落札できました。
新品で手に入れるのは至難の業なので、この機会を逃すまいと惜しみなく予算を投入。
意外に安く落札できて安心…。

そうそう、クラブメンバーのおやぢさんから頂いたミスターバイクBGの記事によると、
ガンマのフロント、テールカウルの両方ともが通称「ヤッコダコ」だそうです。
俺は後ろだけかと思ってましたがｗ　
フロントはおたふくカウルとも呼ばれる場合もあるそうです。少なくとも、俺はそう言ってましたｗ

さて、届いた新品ビキニカウルは…

あたりまえですが、ピッカピカでした。

これ、ライトがはまるところに誰かの顔をコラージュすると面白いかもしれませんね。
しょーもない事を考えながら撮影しています。

なんかもう…

綺麗すぎてこのまま倉庫にしまい込みたい…

しかし現在取り付けられているカウルが非常にお粗末ですので、

ちょっとでも綺麗にしていかなければいけません。
なんて言ったってこのカウル、ペンキで塗装してありますので。
よーーく見るとハケのあとが何となく分かると思います。
実際はもっとハッキリと分かるのです。

ということで取り付けは続行します。

初期型ビキニカウルを分解するのは当然初めてなので、
少々心配になりましたが基本的には３型以降と変わらないはず。

まずは写真中央のボルトを抜きました。

その次にヘッドライトを外すんですが、この光軸調整＆固定のボルトが８ｍｍ！
これ絶対純正じゃないだろ〜と思いながら困りました。

８ｍｍのナットを回す工具はスパナしか持っていません。
車じゃ８ｍｍとかありえないし、ガンマも最小で１０ｍｍですから…
ソケットレンチがあればOKなんですが。

悩みながら工具箱をあさると、電動ドリルに取り付けて使用する８ｍｍのソケットがあったのでこれを利用しました。
フェンダーとカウルの間は狭く、ドリルは使用できませんでしたので
プライヤーで挟んで回してやりましたヨ。

無事、ヘッドライトが外せました。

ちなみにこのレンズ、内側はうっすら曇ってますし、表面はこのように細かいヒビが。
こいつはゴミガンマのものと交換してやります。ゴミガンマのヘッドライト、結構綺麗なので。

ヘッドライトを取り外すと中身はこんな感じです。
WOLFと違って、配線の収納力に余裕がみられました。

次に配線をカウルの外へ出すために、カプラーを外してやります。
外すだけ外して、元に戻す時に迷わないように、しっかりとこの状態を記憶します。
俺は脳みそが半分腐敗して記憶容量が３ビットしかないので、写真に収めておきました。

記憶したら必要なものだけ外していきましょう。

もう少し外さなければ…

これは外す前に撮影したものですｗ　ウインカーの配線でした。

ある程度外したら、右側の穴から配線を全部押し出してやりました。

次にメーターワイヤーを…と思ったのですが、狭くてプライヤーが入りませんでしたので、
カウルを先に外してやりました。奥２箇所で固定されています。

カウルを外したところです。
そうそう、初期型のビキニカウルには内側にカバーが付いています。
構造を見る限りでは、無くてもOKなカウルです。
このビキニカウル、非常にコスト掛かっていますね！

こんなシールもしっかり残っています。
取付対象機種　NA11Aって…　ガンマにしか付けてないなら、そんな宣言必要ないのでは？ｗ

メーターの固定ボルトとカプラーを外しました。

あとはメーターケーブルを取り外すだけ！

はい、外しましたヨ。

せっかくなので、新品との比較。SUZUKIのステッカーは無い方がいいな…

ブッシュ類は移植してやりました。

カウル本体にメーターを取り付け、カプラーもつなげました。
しかし、カウルを車体に取り付けると何故かメーターが歪んでしまう。
いや、メーターというよりはカウルそのものが歪んでいます。

なぜだ…？？

原因はここにありました。カウルを固定するステーが左に少し歪んでいました。
ということで、頑張って修正。左右対称にするのって結構難しい！
意外なところで苦戦してしまいました。１０分浪費。

なんとか取り付けました！

カウルの歪みも無し！完璧！

あとは３ビットの記憶を頼りに配線を戻していきます。

これで一通り戻ったはず！

レンズをゴミガンマから外してきました。
左が初期型に付いていたもの、右がゴミガンマのものです。

ゴミガンマのレンズ移植成功！ピッタリはまりました。
ということで作業終了〜。

あたりまえですが、新車の輝き。

しかしウインカーがむちゃくちゃ大きいですね〜。
全体的にも、３型以降のビキニカウルと比較するとかなり大きいです。

しかしこのトレンドマーク的な独特なデザインがツボにはまります。

近所をふら〜っとこのガンマで走っているときに、
入り口の扉を開けて喫茶店に入る瞬間のおじさんが足を止め、
こちら（ガンマ）を眺めていました。

表情は「おおぉ〜まだ乗ってる奴いるんやなぁ！」という感心した微笑。
さすが初期型ですね、知っている人はこういう反応を示しますｗ

今度ためしにレーシングワールドの駐車場にガンマを止めて
ひっそりと物陰から観察してみようかなｗ　一体何人の人が反応するのだろうかｗ